ハッピードムドム by完全にノンフィクション 小野恭介

完全にノンフィクションというバンドのドラムスでございます。バンドのことをより楽しんでもらえればハッピーです。ドムドム。

完全にノンフィクション ドラム、ブログ始めました。

  こんにちは。完全にノンフィクションのドラムとして正式加入した小野恭介と申します。より完全にノンフィクションを楽しんで頂けたらという思いからブログを書くことにしました。よろしくお願いします。

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  こいつはマイレフトハンド。スネアをぶったたく重要なバーツです。この写真は先日人生初のレコ屋挨拶まわりをして、その一つ目のお店、タワーレコードあべのHoop店さんにてコメントカードを書かせて頂いた際にサインペンをキャップに戻し損ねてホクロみたいな点を作ってしまったよ!という、新人感丸出しの一枚です。今回は熱の冷めないうちに挨拶まわりで感じたことを書こうと思います。

  挨拶まわり、一見華やかなイメージがあったけれど、実際経験してみると作品をリリースする重み、ケジメや責任、といったことをひしひしと感じ、浮かれてるひまはありませんでした。

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  浮かれてるようにしか見えない。でも本当です。



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  これはちょっと浮かれています。16店舗まわらせていただいたなかで一番派手でした。嵐の新譜と同じくらい、ちょっとやり過ぎでは?と思うほどの展開サイズ、、。


  こういった展開は店舗によってまったく異なります。それは店舗ごとにいらっしゃるバイヤーさんの個性が反映されているからです。
  なぜだかみんな、音楽が好き。
  だからただのお仕事では終わらない何かが店内の至る所に熱として感じられる。そう思うのは僕だけではないハズ。
  完全にノンフィクションのメンバーとして、この度の行動を通じて個人的に重大と感じたのは、取り扱って頂いている店舗への挨拶という儀礼的な側面だけでなく、忙しいなかお時間を割いて頂いてのやりとりの間でもやはり見え隠れするバイヤーさんのパーソナリティー。そこにはライブに来てくれるお客様と交流する時となんら変わらない一個人としてのパッションがある、ということでした。


  人は能動的に音楽を聴く時には裸になってるというか、仕事とか肩書きとか関係なく個人の楽しみ方で聴く。僕は完全にノンフィクションのメンバーとして作品を取り扱って頂いているお店へ挨拶しにいったわけですが、そうでない時にはタワーレコードさんにもHMVさんにもヴィレッジヴァンガードさんにも客として行きます。そこにいるバイヤーさんにとってその時僕はCDを買いにきた客になるが、退勤した後、道ですれ違ってもあかの他人だから認識しないし、その後立ち寄ったライブハウスにたまたま僕がいて共通の知人でもいればそこで初めて顔見知りになるだろうし、相性が合えば友達になるかもしれないけれど、自分が何者であるかはその都度変わるものだといつも思う。
  だから、だからこそ、今回挨拶に伺って、お互い「仕事」として接する機会に垣間見れる各店舗の方々のパーソナリティーに貴重なものを感じ、有り難く思ったのでした。

  今回「※この音源は完全にノンフィクションです3」にお仕事として関わって頂いたすべての人に感謝しています。我々が未知の存在であっても貴重なお時間を割いて聴いて頂き、記事やディスプレイを作ってくださった。本当にありがとうございます!
  自身としては初めてのCDリリースにそういった大きな熱エネルギーの運動を感じて、「感謝する」という状態に落ち着いたのでした。


  というわけで、今回は初回ということでまじめくさった内容でしたが、これから色んなことをここに書いていこうと思いますので、気が向いたら読んでみてください。根がまじめなのでまじめくさらないようにバランスよく記録していきたいと思います。
  そして今後とも完全にノンフィクションを末永くよろしくお願いいたします!


  ドラム  小野恭介